リトアニア旅行基本情報【治安・気候・物価・交通etc】

TRAVEL

ポーランド旅が終わり、いよいよバルト三国への旅が始まります。

森と湖の国リトアニアの治安

リトアニアの印象は森と湖が多くスパが発達していて北欧と似ているところがありますが、私の印象ではラトビア、エストニアとはまた違い独自の雰囲気を持つ人々だと思っていて北欧人とは違う感じ。
治安について、ヴィリニュス中央駅前のバスターミナル付近はホームレスもいるけれどうろついているだけなので治安が悪いとは感じない、バスの中もスリがいるような雰囲気がなくそもそも人口が少ないのと観光客も多くはないのでバスの乗車人数は多くとも座れないということはまず少ない。
2週間いたのだけれど観光客が訪れるエリアで危険と感じる場所には出会っていないので治安は良いほうだと考えています。人が親切でアジア人だからといって通りすがりにジロジロと見たりすることが一切なかったことが特徴的だと思いました。

気候

私は夏と冬に訪れたことがありますが、リトアニアの夏は内陸に国土が広いせいか湿度のある暑さの日があります。通常は日差しも非常に強いですが日陰に入ると涼しさを感じる日のほうが多いです、ただ私が訪れた夏は異常気象で34℃あった日があり湿度も高くその時はエアコンのないアパートだと昼間は暑かったです。
ノースリーブやキャミソールを着ていたいと思うくらい暑く日差しが強かった、それと雨が意外に多いなという印象です。
ヴィリニュスのホテルは大体エアコン付きなので心配ありませんがエアビーなどの民泊ではほとんどがエアコンなしなので注意が必要。8月になると途端に涼しい日が増えるし基本夜は涼しいので6~7月の急激な暑さがやってくる期間をのぞけばエアコンを気にしなくてもいいかもしれません。

代わって冬はそうとう寒いのでしっかりした防寒が必要です。
私が訪れた12月の気温はマイナス5~15℃、トラカイへ行った時はマイナス22℃でした。
旅行の時に準備したのはユニクロのウルトラシームレスロングダウン(かなり防寒力高め)にヒートテックタイツ、ヒートテック下着に靴下、ニット帽、イヤーカフ、手袋、ブーツは防寒用内ボア付き。
これでも顔が痛いほどの寒さでしたが、不思議なことにマイナス気温に慣れてしまうとマイナス3℃程度は暖かく感じるというバグが起こります笑 しっかり防寒しておけば顔は痛く感じるけれど身体はさほど冷えないのでがっつり雪国仕様にしていかれるとよいでしょう。
雪はヴィリニュスでも積もりますが地方のほうがより多く積もっていました。

交通

リトアニアの交通機関は主にバス、トラムと鉄道です。ライドシェアではUberやBoltがあります。
バス、トラムは共通チケットで1€、アプリで買うと安くなります。鉄道も安いので近郊都市への旅行がとてもしやすいです。また2023年12月27日からはヴィリニュスからラトビア・リガへの直通列車が再開され一日に1便運航されるようになりました。これでラトビアへの鉄道旅行が叶いますね!最終的にはエストニア・タリンまで路線を伸ばす計画だそうですが、現時点ではラトビアまでとなっています。

ヴィリニュスの交通チケットを購入する方法ですが、2023年現在デジタル化が進みドライバーから直接購入する方法が廃止に向かっているそうで「Trafi」という交通アプリを使う必要があります。リトアニア語で書かれているのですが主要なところは英語、地図は一部日本語表記になっていますので使いやすいほうかなと思います。
現金で払うと1ユーロのところをこのアプリを使うと30分0.65€、60分0.90€とお安くなります、1日券5€も同時にありますが短時間で名所全てを巡る人以外は都度購入でかまわないかな。
このアプリで切符を購入するには会員登録とクレジットカード登録が必要になり、登録後にチケットを購入できるようになります、0.65€のチケットはミニマム5€分から購入可能ですので2~3日滞在する場合に5€分購入しておき滞在中に使い切れる感じかなと思います。

ヴィリニュス旅行の必需品アプリ


ヴィリニュス空港から市内へ行く際の空港バスはドライバーさんから現金でチケットを買う仕組みで料金は1€。(2024年現在)

物価

物価に関して2022年に旅した時は他西欧に比べ、同じ€通貨を使う中でも非常に安価だったことは確かですが、2023年に再訪した時には驚くほど値上がりしているものが増えていました。それでもまだポーランドと同レベルくらいかなと思います。特に公共交通機関やSIMに関してはとても安い部類に入ると思います。コーヒーの例でいうと旧市街は高く3.5~5ユーロのところが多くありますが新市街へ行くとまだ2.5€程度のところも多いしチェーン店のカフェはサンドイッチなども比較的安価です。
レストランは高級なところはわかりませんが観光客に人気のある大衆的なところでメインプレートが10~13€程度なのでまだまだ気軽に旅を楽しめる部分もありますね。(とはいえ1€=170円計算すると辛いですが)

SIM、WIFI事情

リトアニアはSIMもとても安価で使い方もラクチンです。
購入場所はスーパーマーケットで値段は10GBで2.99€、こんなに安いのに電話番号も付いていますのでBoltを呼ぶ際やデリバリーを利用する時にとても便利でした(ちなみにデリバリーはWoltが主流)
速度も問題なくヴィリニュス郊外やカウナスでもサクサク使えました。
気になるEUローミングですがバルト三国で買うSIMには自国外で使えるものはなかった模様。

以上、簡単にリトアニアの基本情報を書いてみました。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
もし気になることや質問があればコメントで残していただけたら嬉しいです。

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