ポーランドからバスで約7時間強かけてリトアニア・ヴィリニュスへやってきました。
昔からバルト三国へ行ってみたいと思っていた小さな夢が20年越しで叶い、もうそれだけでウキウキ!
リトアニアは美食の国?
どんな街なんだろうと初日からドキドキでしたがヴィルニュスへ着いた時はもう夜だったのでホテルへ直行!その前にバスターミナルにあったコンビニでチキンシーザーサラダを購入しました。これを食べた私は「この国は隠された美食の国だ!」と確信したのです。とにかく野菜が美味しかったし日本で食べるような繊細なシーザーサラダの味だったのです。
写真でわかるようにこういう感じのサラダが海外のコンビニで売られていることはあまりないし売られていてももっと雑な感じなんですよね、なのでこのサラダを食べてみてこの国は日本ではあまり話題に上らないけれどすごい食べ物がおいしいはずだって思っちゃったんです。
だってこのチキンシーザーサラダ、2.99€ですよ!これで日本と同等なクオリティーって珍しい。
このサラダだけでこの後の観光や食が楽しみで仕方がないって感じでした。
郷土料理ももちろんなのですがその他の飲食店の料理のクオリティーがとても高かったのが印象的。
例えばフードコートにパエリア屋さんがあったのでそれを注文したら20分かけて米を炒めるところから始まる本格的なパエリア(しかも北欧らしくザリガニが乗っていた)が食べられることには驚いたし、フライドチキン屋さんでは韓国チキンそっくりの衣がザクザクでめちゃくちゃジューシーなチキンが食べられる。しかもリーズナブルでパエリアは9.90€、チキンは飲み物とセットで6€弱とこの旨さでこの値段でいいの?となる、まるで今の日本のような感覚に陥っていました。
リトアニア郷土料理おすすめレストラン
ヴィルニュスにはいくつか郷土料理のレストランがありますがいつ通っても行列ができているレストランをご紹介。
「ETNO DVARAS」Google口コミ★4.5
上記は豆と肉を煮込んだ前菜的な料理、お店の人はスナックみたいなものよ!と話していました。肉のうまみをたっぷり吸い込んだレンズ豆とホロホロになったお肉が濃厚なシチューのような味ですごくおいしかったです!
下記はリトアニアの伝統料理のツェペリナイ。
通常は卵型で茹でたタイプのものがガイドブックで紹介されていますが半分に切って焼いたこのタイプのほうが圧倒的においしいと聞き、オーダーしたんですけど本当に大正解!
外はカリカリ、中はモチモチとしたじゃがいものお餅みたいな食感でめちゃくちゃおいしかったです。
その他、アパートのあるエリアがわりとハイソな感じのところで雰囲気抜群で滞在中は様々な食べ物を買って調理したり、テイクアウトやモールのフードコートを利用したけれどどのお店もおいしかった思い出しかないです。このことから「リトアニアって美食の国じゃない?」と疑惑が生まれたのでした笑
ゲディミナス城への行きかた
アパートから旧市街までは徒歩7分程度なので歩いて向かいます。
旧市街観光ではゲディミナス城は外せませんよね?てことでいってきました。
このお城に上る方法は二つあって散策道を登っていく、もしくはケーブルカーを利用するです。この散策道はわりと険しいと聞いていたので私はサクッとケーブルカーで行くことにしました。
ケーブルカー:金額 往復2€
頂上まで登るとこの景色!
旧市街と新市街の両方が360℃見渡すことができます。
お城の詳しい様子や街歩きを動画にしたので是非ご覧ください。
旧市街散策
見どころが意外にも多かったヴィルニュスの旧市街。
動画には撮っていなかったかもしれない観光名所をご紹介していきます。
「聖カジミエル教会」
この教会は1604年にイエズス会によって建てられたもので、聖カジミエルはリトアニアの守護聖人だそうでここにそのカジミエルが祀られているそうです。
「聖テレサ教会」
夜明けの門の近くにあるローマ・カトリック教会、1650年に建てられたそうです。
内部の装飾が煌びやかで美しい教会でした。
ヴィルニュスにはというかバルト三国には非常に教会が多く宗教の違いから様々な形の教会があって興味深いのですがややこしくて頭が混乱します、これを書いている今も混乱中です笑
名前がよくわからないロシア正教の教会ぽい建物です。旧市街の外にあったような記憶もありますが…不明です笑 ただとても立派な教会だったので思わず写真に残しました。
「夜明けの門」
元々は9つあったとされる旧市街の門で現在は一つのみ残存しているそうです。
この門の少し手前の左側にドアがあり、門の内部に入ることができます。中には聖母イコンのシンボル像が祀られています、ここにある聖母イコンは奇跡を起こすといわれていて毎日信者が絶えないそう。観光客は近くまで見に行くことはできますが信者の祈りを邪魔しないよう撮影は一切禁止されています。この門まで歩いたらぜひこの厳かな空間と煌々しい聖母イコンをご覧になってみてほしいです。
未承認国家ウジュピス共和国
ヴィリニュスの旧市街散策をして、忘れてはいけない場所が一つあります。
それはウジュピス共和国!
リトアニア語で「川向こう」という意味のウジュピスは15世紀ごろから職人たちが住み始めた地域で16世紀にこのエリアに二つの橋がかけられるまでは隔離された地域で治安もよくなかったそうです。
しかし近年は治安もよくなりアーティストや学生、若者が住むようになり芸術の街と変化した面白い場所です。
ウジュピスは「芸術共和国」の宣言が行われ、現在39カ条の憲法が制定され、26の言語に翻訳され街の一角に掲げられています。その中には日本語もしっかり入っています!
芸術家の街らしくいたるところに壁画アートがあったりお洒落なカフェやセレクトショップが点在しており、歩いているだけで楽しい気分になれる場所でした。これも動画の中で紹介しているのでよかったらご覧ください。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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